Home >> オリジナルBGMコレクション インデックス > 新たなる旅立ち

《 オリジナルBGMコレクション 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち 》

 (1)ヤマト!!新たなる旅立ち(主題歌)

 出だしのフィーリングフリーによる高音のコーラスが印象的な「新たなる」の主題歌。「新たなる旅立ち」というだけあって全体的に明るく、新たな決意と力のこもった希望の感じられる曲となっている。

 この歌は、好きな歌。音楽的なことは分からないが、良いメロディーだと思うし、ささきいさおさんの声はよく伸びているし、何と言っても前向きな感じが良い。力の入り具合にヤマトの”新たなる旅立ち”への思いが感じられる良い歌。

 「時間よ止まれ 平和のままで 今この夢のこの時代」と「新たな顔と 新たな決意 新たなヤマトが旅に立つ」の部分を特に気に入っている。

 (2)新たなる旅立ち(インストルメンタル)

 『新たなる〜』の主題歌のインストゥルメンタル。『新たなる〜』の為に作られた曲ではあるが、使用されず『3』第4話「あの火星を撃て!」で初公開された…と解説書にある。

 その使用されたシーンは、ベテラン乗組員ではあるけれども『3』で初お目見えとなった平田が射撃訓練後の古代の為にレモンティーを入れるシーン。このシーンは、平田が新乗組員の土門にヤマトの強さを語るシーンであり、激しい訓練後の安らぎでもあった。

 ささきいさおさんの歌う主題歌は、新たなる旅立ちの希望と力強さが感じられたが、インストゥルメンタルは、力加減がほどよく抜けた優しさの感じられる仕上がり。

 (3)新たなる旅立ち(ギターコンポ)

 主旋律をギターが奏で、ピアノが伴奏、リズムがドラムというコンボスタイルの曲。3つの楽器の掛け合いになっており、ジャズ風なノリがあるところなど宮川泰氏の特徴がよく表れている。

 未公開曲。と解説書にある。確かに一曲として聞く分には良いが、作中で使用するにはいささかリズムが軽快過ぎる感じ。でも2分55秒もあるので、一曲としてはしっかりと仕上がっている。

 (4)ヤマト瞑想〜大いなる愛と共に

 ストーリー冒頭部の第一艦橋クルーが英雄の丘に集まり、黙祷を捧げるシーンでかかった曲。この黙祷シーンではヤマトの過去を振り返っていて、激しかった戦いをダイジェストで振り返っている。

 この曲を聞くと、というか、この黙祷シーンでは、島が沈痛な面持ちでテレサのことを思い出している表情が印象的。このシーンの存在で「2」の島とテレサのことがきちんと”あったこと”としてこの作品を作っているのが分かるし、何より島のテレサへの思いは半端ではなかったというのが分かって良い。それだけに「完結編」の島の今際の際の台詞は非常に残念に思う。

 (5)新コスモタイガー

 『新たなる』といえば「ツンパのマーチ」なら、外せないのがこの「新コスモタイガー」。前作で大活躍したブラック・タイガーから一新し、白い機体を翻して大空と宇宙を疾駆するヤマトの新しい艦載機。

 私はこのコスモタイガーの機体が好きで、コスモタイガーが活躍するシーンではわくわくして見ているが、その時にかかるこのテーマ曲が好き。颯爽と飛行する姿が、スピード感ある滑らかな音色に乗ってかっこよく奏でられている。新コスモタイガー隊のフレッシュ感が伝わって来る。

 (6)ツンパのマーチ

 『新たなる〜』といえば、先ずはこの曲。逆さ言葉を逆さに読んで「パンツのマーチ」。(やはり「パンツ」と書くと子供っぽいな。「ツンパのマーチ」というネーミングで良かったんだ/笑)

 新人として乗り組んだ北野と坂本が訓練中にミスをし、そのペナルティとして古代が二人にパンツ一丁で艦内をランニングするよう命令した。『新たなる〜』は新人乗組員が多く、フレッシュ感のある明るいシーンがちらほらとあり、このパンツ一丁のランニングは、『ヤマト』には珍しいコミカルなシーンとして特に印象的。そのシーンでかかっていた曲。

 アルバムを初めて見た時「ツンパのマーチ」というタイトルに我が目を疑った。『ヤマト』にもこんな遊び心があるんだなぁ…と子供心にも感心した思い出の一曲。

 (7)神秘的なヤマト

 未公開曲。と解説書にある。

 この曲を聞くと、実は少々驚く。「ヤマトのテーマ」のアレンジなのだが、メロディーを弾くそれぞれの楽器の音に不思議な音色が被さっていて、一風変わった雰囲気を作り上げている。おそらく被っている音色はシンセサイザーだと思うのだが、音のバランスがギリギリのところで立っているので、その不思議な感覚から「神秘的な」というタイトルが付いたのではと思える曲。

 (8)放浪のイスカンダル

 「ETERNAL EDITION」に収録のものとあまり変わりはないが、「ETERNAL EDITION」の方はストリングスによる出だしとなっており、中間部にギターソロが入っている。

 この曲は、地球に救いの手を差し伸べてくれた愛の星・イスカンダルが、過酷な運命によって宇宙を放浪することとなった悲しみと、星と運命を共にすることをとうの昔から覚悟しているスターシャの心中が察せられる曲となっている。

 (9)守とスターシャ

 悲しげな音色のピアノのソロから始まる「放浪のイスカンダル」のアレンジバージョン。

 ピアノによって1コーラス奏でられた後、続いてストリングスの奏でるメロディーが加わって音色がより深くなる。憂いを含んだスローなメロディーの繰り返しが、悲しみをじわりじわりと伝えてくる綺麗な曲。

 (10)イスカンダルの危機

 暗黒星団帝国の旗艦・プレアデスに向けて波動砲を発射しようとするヤマトだが、プレアデスは常にイスカンダルをバックにするので撃てない…というシーンで流れた曲。1分12秒という短い曲。

 波動砲を撃てそうで撃てないという焦れったさがシーンの緊張感を盛り上げており、低く流れるこの曲も心理面を象徴していて思わず固唾を飲んでしまう。こういったシーンにはいつもハラハラさせられる。

 (11)デスラーの苦悩

 未公開曲と解説書にある。「デスラー 孤独」のアレンジ。メロディーをバイオリンが奏で、苦悩を示すような音色のハープ等の弦楽器が脇を固めている。

 眼前で母星を破壊され、想い人・スターシャをも失い、他人には窺い知れぬデスラーの苦悩が表現されている。

 (12)静かなるデスラー

 「デスラー 孤独」のアレンジ。未公開曲と解説書にある。

 未公開曲だとは思うが、幾つかのフレーズをシリーズ中のどこかで聞いたことがあるような気も少々しつつ、低音のストリングスを中心としたゆっくりとしたアレンジで、デスラーの内なる表情が静かに表現されている。

 (13)スターシャへの想い

 この曲を聞いて思い出すのは、ゴルバに体当たりしたデスラーの真剣な表情。「古代、私ごと撃て!」「私はスターシャを愛しているのだよ」の台詞は、「新たなる〜」の中でも名台詞に挙げられる。

 解説書によると、この曲は「さらば」でユキの死ぬシーンで使用される予定だったとのこと。実際には使用されず「新たなる〜」で初公開となった。「さらば」のユキの死ぬシーンは、大変ショッキングなシーンであったので、その為か曲の出だしからヴァイオリンによる重々しいインパクトのある出だしとなっている。

 (14)流浪

 「デスラー 孤独」のアレンジ曲。未公開曲。

 耳慣れないせいか「ヤマト」にしては珍しい趣きだと感じた。ギターソロなどは「ヤマト」ではよく耳にするし、ピアノもよく聞く楽器。この曲では、ギターがメロディーを奏で、途中からピアノが伴奏を務めるというパターンなのだが、珍しいと感じたのは、リズムの存在。出だしから終わりまでずっとベースギターが「ボンボンボンボン」と殊更低い音でリズムを刻んでいる。ベースと一緒に鳴っている「チャンチャンチャンチャン」というリズムの音は、多分タンバリンなのではないかと思うのだけれど…。

 とにもかくにも沈む心持ちのまま流浪の旅へと就くデスラーの為のテーマ。渋いベースの音がデスラーらしさを表現している。

 (15)ゴルバのテーマ

 敵の要塞・自動惑星ゴルバのテーマ。「音楽集」に収録のものと同一のテーマで、「音楽集」の方はゴルバの脅威さを表すシンセサイザーの効果音が入っていたが、BGM集はその効果音を除いた演奏のみが収録されている。

 「音楽集」に聞き慣れていると頭の中でシンセサイザーの効果音が鳴るが、でもやはり効果音がない方がストレートに楽器の音が耳に入って来る。特に羽田健太郎氏によるピアノ・コンチェルトは聴き応えあり。

 (16)ゴルバのテーマ(シンセサイザー)

 シンセサイザーのみで演奏された「ゴルバのテーマ」。テンポが非常にゆっくりなので、意識せずにさらっと聞いていると「ゴルバのテーマ」とは分からないほど。

 「ゴルバのテーマ」は、この他にも楽器ごとのアレンジがあるが、このシンセサイザー・アレンジが最も正体不明なゴルバの恐怖感を表現しているように思う。シンセサイザーの持つ音の重みがよく表れている。

 (17)ゴルバのテーマ(ピアノ)

 ピアノバージョンによる「ゴルバのテーマ」。導入部には通常の「ゴルバのテーマ」が流れ、その後ピアノが静かに印象的にテーマを奏でている。

 このピアノバージョンを聞くと、ゴルバを指揮するメルダースと指示を下すグレート・エンペラーを思い出す。ゴルバを動かす人間側のテーマともいえる曲。

 (18)ゴルバのテーマ(ストリングス)

 ストリングスによる重々しい響きの「ゴルバのテーマ」。ひたすら低い音色で奏でられ、ゴルバの脅威に対する悲壮感をも感じる曲となっている。

 機雷を打ち上げマザータウンの海に着水したデスラー艦隊に機雷を破壊しながら迫る敵戦闘艦隊と、ゴルバがイスカンダルへの砲撃を開始するシーンで流れたテーマ。

 (19)ゴルバのコード

 ドラマ編のみで使用されたコードで、14秒という短い演奏タイム。解説書によると、使用されたのは機雷群を突破され敵艦隊より攻撃を受けるデスラー艦隊のシーン。

 14秒というタイムなので、特徴をどう書いて良いのか困ってしまうが、ストリングスの演奏が不安を表している。

 (20)別離(ギターとオーケストラ)

 守とスターシャの別れを表現した「別離」のギターとオーケストラによるバージョン。メロディーが美しくも悲しみに満ちているので、短い演奏タイムでも切なさが込み上げてくる。

 曲の出だしを悲しげにギターが奏で、中盤からオーケストラの演奏となる。さながらギターが守の心情を物語っているよう。

 (21)別離(ストリングス)

 「別離」のストリングス・バージョン。ところどころで震えるかのように高音のバイオリンの音色が響き、悲しみの感情を盛り上げている。

 スターシャの優しさと慈しみと、そのスターシャを思うデスラーの悲しみが交錯している。

 (22)別離(ピアノとオーケストラ)

 ピアノによる出だしの音色が切ないピアノとオーケストラ・バージョン。

 儚く優しいピアノの旋律が、宇宙の平和を守る為に散ったスターシャの命を美しく悲しく奏でている。

 (23)別離(ギターソロ)

 未公開曲。「別離」のギターソロ・バージョン。ギターは、木村好夫氏。

 悲しく切々と響くギターがスターシャ個人の心情を表現している曲。宇宙の平和の為に尊い行動を取ったスターシャだが、このギターの演奏を聞いていると、妻であり母であった一個人としてのスターシャの思いが伝わって来る。

 (24)サーシャわが愛(インストゥルメンタル)

 エンディングで流れる「サーシャわが愛」のインストゥルメンタルバージョン。単純なインストにはなっておらず、きちんとした楽曲として仕上がっている。おそらく劇中での使用を想定して作られた曲だと思うが、惜しくも未公開曲。

 このインストもスターシャとサーシャの別れの悲しさを表現していて、なかなかドラマチックな盛り上がりのある曲になっている。劇中では、「別離」の様々なバージョンが使用されたが、このインストが使用されていたら、また違った悲しみのある雰囲気が印象付いたことと思う。

 (25)サーシャわが愛(主題歌)

 作詞:阿久悠/作・編曲;宮川泰/歌:島倉千代子、フィーリングフリー

 割と評価の高い歌ですが…済みません…私的にはそれほど評価は高くはないです…。歌詞は歌詞、曲は曲と捉えられれば良いのですが、やはり歌だけに歌声もセットとなって聞こえて来るので、そうなるとどうもこの曲を素直に「ヤマト」の歌と捉えることが出来ません…。

 そう「ヤマト」らしくないと私は感じているのです。「ヤマト」の歌は、様々な歌手が歌っているけれども他の歌についてはまだ「ヤマト」の世界と結びつけて聞くことが出来るのですが、この歌に関してはどうもそれが出来ない…。これは全くもって個人的な意見なのでどうか見逃して下さい。済みません…。

 あ。でも、島倉千代子さんが歌ったということで、非常にインパクトが強く、その歌声も歌詞もきっちりと頭の中にはインプットされています。それぐらいにインパクトのある歌だと思います。
▽CD▽
▽楽天ブックスの紹介ページ
▽DMM.comのレンタル紹介ページ
▽楽天ブックスの紹介ページ
▽DMM.comのレンタル紹介ページ
▽楽天ブックスの紹介ページ
▽楽天ブックスの紹介ページ ▽楽天ブックスの紹介ページ
▽作品▽
▽楽天ブックスの紹介ページ
▽DMM.comでレンタルする
▽楽天ブックスの紹介ページ