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《 さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち ドラマ編 》

 データ

<収録内容>
(1)ヤマト発進〜仲間達〜テレザート星へ
(2)テレサ〜デスラー〜ユキ
(3)地球艦隊全滅〜人類の運命〜都市帝国
(4)超巨大戦艦〜永遠の生命〜西暦2201年

トータルタイム:76分13秒

 アルバムレビュー

 劇場作品『さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち』のドラマ編。本編151分にも及ぶ大作を76分にまとめているため、必然的にストーリー展開は急ぎ足となっており、流れをナビゲートするナレーションの比重が多めとなっている。ストーリー展開はざっと下記の通り。

 オープニング〜ナレーション〜白色彗星〜古代とユキの再会〜英雄の丘〜ヤマト廃艦の報せ〜ヤマト発進〜ブラックタイガー隊参加〜土方艦長の救助〜古代とユキの再会〜テレザート星地上戦〜彗星帝国〜デスラー登場〜デスラー戦法〜デスラー vs 古代〜ユキの負傷〜地球艦隊 vs 前衛艦隊〜ヤマト波動砲発射〜都市帝国出現〜ユキの死〜都市帝国動力炉爆破〜巨大戦艦出現〜総員退艦〜テレサ出現〜二人の結婚式〜ヤマト巨大戦艦へ

 おおむね本編の展開に沿った内容になっているのだけれども、およそ半分の時間分をカットしているため、随所でシーンがカットされている。取り分けカットが多く急ぎ足な展開となっているのは、前半。冒頭の古代の乗る護衛艦のシーンがカットとなっており、謎のメッセージ受信のシーンがなく、そのメッセージを巡っての防衛軍の会議のシーンもカットとなっており、そのためヤマトが何故反逆者の汚名を被ってまで発進するかの理由付けが弱くなっている点が残念。これを聞く人のほとんどは作品を知った上だとは思うが、そうとはいえこのシナリオでは廃艦が嫌で飛び出しちゃいましたみたいにも感じられるので、せめて謎のメッセージ受信のシーンは欲しかったところ。

 しかしながら前半をコンパクトにまとめたため、後半は見せ場となるシーンがたっぷりと味わえる内容となっている。デスラーとの熾烈な戦い、都市帝国動力炉爆破のシーン、総員退艦のシーンからラストまで。『さらば』は、ラストの壮絶な重みのあるシーンへ向かって冒頭から少しずつ様々な要素を積み重ねて行っているので、後半からラストまでは涙なしではいられない。中でも都市帝国から苛烈な攻撃を受けながら動力炉を爆破するまでのシーンは滂沱のごとく。守るべきもののために若者が命をかけて戦う姿に涙する。そして、古代とユキの二人きりの結婚式。やっと、やっと結ばれる二人の結婚式がこういう形であることが非常に切なくて胸が締め付けられるようで涙が止まらない。音のみのドラマ編で聞くと、ユキに語りかける古代の声が慈愛に満ちていてさらに切なさが増す。屈指の名シーン。

 そして、ヤマトは、永遠の旅に。映画ではエンディングテーマとして沢田研二氏の歌う「ヤマトより愛をこめて」が流れるのだが、ドラマ編では権利の関係からかインストゥルメンタルが流れ、なんと西崎義展氏が歌詞を朗読している(詞を少々アレンジして)。映画では西崎氏のメッセージがテロップで流れていたので、これはその二つを合わせて表現したように思える。貴重なサウンド。
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