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《 ETERNAL EDITION File No.7 宇宙戦艦ヤマト PARTIII 》

 (1)宇宙戦艦ヤマト

 先日のフジテレビの「アニソンランキング2006」を見ていて、『宇宙戦艦ヤマト』の主題歌が第1位を取り、ささきいさおさんが艦長のコスプレをして歌っているのを見て、ゾクゾクというかワクワクした。

 やはり私は『ヤマト』の音楽が大好きで、『宇宙戦艦ヤマト』のイントロ部を聞くと、子供の頃に『ヤマト』の音楽を夢中になって追いかていけたワクワク感が沸々と蘇って来る。やはり『ヤマト』の音楽は、私の音楽ライフの原点なのだと痛切に思う。

 年代を経ても『宇宙戦艦ヤマト』の主題歌は今なお多くの人に愛されている。素晴らしい楽曲だと私も思う。これからも世代を超えて愛される歌であって欲しい。

 (2)THE SUN 大陽のシンフォニー

 『3』の音楽集は、当時もの凄くよく聴いた。カセットテープで持っていたので寝る時に布団の中でイヤホンをして毎晩繰り返し聴いた。あの頃の私は、枕元にラジカセを置くことが定着していた。

 「ザ・サン〜太陽のシンフォニー」は、「シンフォニー」とタイトルに付いているように『3』の世界観が壮大な音の広がりでもって奏でられている。私はこの曲で『ヤマト』の音楽の音の深みを知り、作品の世界観を音楽でイメージする感動を覚えた。音楽の向こうに見える『ヤマト』の映像。映像に音楽が付随するのではなく、音楽が『ヤマト』を語り自分の中で映像化される。そういう感動だった。

 『ヤマト』の持つ音楽の重要性。それが発揮されている曲だと思う。音楽で養われる想像力。それが発揮されている。

 (3)ヤマト新乗組員のテーマ

 マーチ風の明るい曲調のヤマト新乗組員の為のテーマ。「3」には、シリーズ後半に活躍する土門竜介や揚羽武といった物語の核となる新乗組員を始め、各部所に多くの新乗組員が乗り組んだ。

 もしかすると新乗組員の為に作られたテーマは、TVシリーズ3作目にして初めてではないかと思うのだが、明るく希望が感じられる曲で好感を持っている。土門や揚羽が目立った新乗組員たちではあったけれど、砲術班や航海班にもフレッシュな乗組員がいて、「3」は割合第一艦橋以外のメンバーのことも考えられていたように思う。新たに艦長となった古代進が新乗組員を鍛え上げる訓練シーンは、新乗組員たちの最大の見せ場として結構気に入っている。(第4話「あの火星を撃て!」)

 (4)ボラー連邦

 民族音楽を彷彿とさせる独特な特徴を持っている曲。民族性を思わせるメロディーと広がりのあるシンフォニーが融合しているので、ヤマトらしい仕上がりとなっている。チェンバロが特徴的。音楽集には、ギター・ソロバージョンも収録されていて、こちらは物悲しさが漂っている。

 ボラー連邦は、銀河系中心部の勢力をガルマン・ガミラスと二分するほど強大な力を持っている星間国家。首相は、ベムラーゼ。冷酷な性格の持ち主で、度々ヤマトを苦しめた。

 (5)シャルバートの伝説

 シャルバート星のメインテーマ。宇宙に浮かぶマザー・シャルバートの映像と共に流れることが多く、シャルバート星のイメージを伝えた重要な曲。宇宙に住む人々の安らぎと救いを象徴している。スキャットが大変美しい。

 「音楽集」に収録のタイトルは「シャルバート星」。

 (6)叛乱

 「ボラー連邦」のテーマのアレンジバージョン。バース星で反乱を起こした囚人達について描いた第13話で流れた曲だが、割と地味なアレンジのせいか特に印象に残っていない。「3」にはこういう曲が幾つかあって、使用回数も少なくレアな曲が多い。

 そしてこの曲は、第20話でデスラーとベムラーゼがホットラインで通話する際にも流れたようなのだが、やはり印象に残っていない。じっと聞いていると弦楽器主体の良いアレンジなのだけれど。

 (7)ベムラーゼの脅威

 「ボラー連邦」のテーマのピアノ・コンチェルト・バージョン。力強いピアノの演奏がボラーとベムラーゼの脅威を物語っている。

 民族音楽の雰囲気のある「ボラー連邦」のテーマもピアノ・コンチェルトになると他の曲と同様にシンフォニックな装いとなる。ボラーらしい個性が出ているのは「ボラー連邦」のテーマだが、この「ベムラーゼの脅威」も力押しのボラーの力強さが表れていて良いと思う。

 (8)果てしなき航海

 二つの曲をくっ付けたような曲。前半と後半でガラリとテーマが変わっており、前半はリズム感あるヤマトのテーマ、後半はサスペンス調のごく短い締めくくりとなっている。

 解説書を読むと、この曲は「新たなる〜」の時に録音されたが使用されず「III」の「5話」で初めて使用された…とある。そして、曲の後半のテーマは「III」で度々使用されたので、「III」の為に作られた曲のような印象さえある。難題の多いヤマトの航海を表現している曲。

 (9)ガルマン帝国機動要塞

 機動要塞のテーマというか、ガルマンガミラスのメインテーマ。この曲と共に力のある大きな兵器が度々登場した。中でも機動要塞は、ヤマトの捕獲に成功した巨大な要塞で、ガルマンガミラスの力の強さをまざまざと見せつけた。

 「3」でのガルマンガミラス側の曲はどれも気に入っていて、この曲もその一つ。「デスラーズパレス」の曲にもあったキラキラとした感じがこの曲にも上手く織り込まれていて、テーマの統一性がある。ガルマンガミラスを象徴する大きな力と華やかさという雰囲気が表現されている。

(それにしてもガルマンガミラスって長い名だ…)

 (10)追憶

 第15話「ヤマト捕わる!!」で、デスラー総統がガイデルからヤマトを捕獲したという報告を聞くシーンで流れた曲。このシーンは、「3」の中でも印象深いシーンの一つなので覚えている人も多いことと思う。

 少々複雑な経緯のある曲で、元々は「さらば」の為に録音されたが使用されず、前半部は「2」の第2話で、後半部は「2」のBGMコレクションに、フルサイズとしての収録は「3」のこのETERNAL EDITION File NO.7が初めてという曲。結局は「3」の為の新曲ではないのだが、デスラーのテーマのアレンジ曲で、特に前半部の重々しさがデスラーの人となりに厚みを付けているなかなかに良い曲。

 (11)デスラーズパレス

 自動惑星ゴルバとの闘いの後、ガルマン星に降り立ち、瞬く間に銀河系に於いてボラー連邦と並ぶ強大な力を得たデスラーの居城の曲。権勢を誇る立派な出で立ちの城で、ガルマン・ガミラス星の中で一際輝きを放っている。

 建物の豪華さに見合った華やかな曲で、好感を抱いている曲。デスラーの武人らしさを表現する曲が多い中でこの曲は珍しく明るく肩の力を抜いたホっと息のつける曲で、孤高の存在、デスラーの中の安らぎを表現しているように思う。軽々し過ぎず落ち着きのある明るいメロディーがパターンを代えて繰り返され、最後はデスラーらしい緊張感のある終わりを迎えている。明るさの中にもどことなく愁いを感じるのは、デスラーがスターシャへのひっそりとした思慕を抱いているからだろうか。

 (12)流浪

 デスラーが古代とユキにガルマンガミラス帝国建国の経緯を語るシーンで流れた曲。緊張感を表す重く低い音色が特徴的で、延々と繰り返される力強いリズムがデスラーの歩んで来た苦難を物語っている。

 ヤマトがガルマンガミラス帝国本星を訪れた回はよく覚えていて、このシーンも印象に残っている。孤独を表す黒の背景の前にマントをはためかせて堂々と立っている姿がデスラーらしかった。と同時に、怖い印象もあった。それがデスラーの持つ人となりなのだと感じた。

 (13)ボラーの戦い

 「ボラー連邦のテーマ」の戦闘シーン用アレンジ。民族音楽的な雰囲気はそのままに、全体的にアップテンポな曲調となっている。ところどころに入るエレキギターが特徴的。

 使用頻度が少なかったせいか印象に残っていないのだが、こうして聞いてみると割合に良いアレンジ。でもボラー連邦らしさから言えば若干中途半端な気もしなくもない。でもあの「ボラー連邦のテーマ」がこういうアレンジになるのかと思うと、新鮮な気持ちで聞くことができる。

 (14)怒る大陽

 フラウスキー少佐が太陽に向けて磁気シールドを発射したシーンで流れた曲。物悲しい旋律の前半から太陽の怒りを表すかのような不安定な音色の後半へと変化を見せる。物言わぬ太陽の感情の昂りが聞こえて来そうな曲となっている。

 太陽を科学の力で御し得るのならそれに越したことはない。しかし、結果的にはシャルバート星の科学が生み出したハイドロ・コスモジェン砲によって太陽を御することに成功したとはいえ、力技の科学力の行使は時として良い結果を生まないのだということをこのシーンは語っている。

 (15)勇者の死

 ガルマン・ガミラスの科学者、フラウスキー少佐が太陽制御の失敗の責任を負って太陽に突入するシーンでかかった曲。低く重みのある調べが、誇り高い勇者の死を称えるがごとく重奏に響いている。

 この曲は印象度が深く、シーンの衝撃度と共に忘れ難い曲の一つ。「ETERNAL EDITION」に収録となった時には感動だった。太陽に突入する間際の真田さんとの科学者同士の会話が非常に印象的で、「3」の名場面の一つ。責任感が強く、男気のあるフラウスキー少佐に敬礼。

 (16)デスラーの友情

 「デスラーズパレス」のテーマのピアノ・アレンジ。軽いタッチのイントロで始まり、落ち着いたメロディーへと移行する。ピアノの音のバックにキラキラとした音が入り、元となった「デスラーズパレス」のテーマの華やかな感じを控えめに演出している。

 この曲が流れたのは、第18話「怒る太陽」でガルマン・ガミラス星からヤマトが立ち去る際、古代が通信でデスラーに別れを告げているシーンで流れた。惑星ファンタムの情報について語るデスラーの落ち着いた声と、煌々と情報が映し出される小さなモニターに見入られている古代たちの様子が印象的だった。様々なことがあったガルマン・ガミラス星訪問であったが、地球の力になりたいというデスラーの友情が感じられるシーンでもあった。

 (17)第二の地球ー惑星ファンタム

 デスラーからの情報によって探査に向かった惑星ファンタムのテーマ。明るくのびやかな曲で、高原に吹く爽やかな風を感じるような穏やかな曲調となっている。

 惑星ファンタムは、結局は幻の星として第二の地球とはならなかったが、訪れる人によって見え方が様々に異なるという惑星生命体であった。惑星自体が生命を持つという夢のある星。この広い宇宙のどこかに存在するかも知れない…そんな夢を抱かせてくれる星だった。

 (18)パーティ

 第12話「宇宙の流刑地」でヤマト乗組員がバース星総督府のパーティに出席したシーンで流れた曲のサンバ・バージョン。第20話「幻の惑星」で、惑星ファンタムの探索シーンで流れた。

 バース星総督府のパーティについては覚えているのだが、曲は残念ながら覚えていない。でもこの曲はファンタムで流れた曲ということでなんとなく覚えている。確かに明るい曲が流れる中でみんなが探索していた。「3」の中ではちょっと異質な感じのする曲だが、でもこういう曲は貴重。

 (19)幻影

 幻影を見せる惑星ファンタムを表現した曲。惑星ファンタムで起こる不思議な現象のシーンには、常にこの曲が流れた。

 惑星ファンタムは、本当に不思議な惑星で、その人の心の中の重要な人物や物や景色などが、あたかもそこにあるかのような幻影を見せる。それは、惑星自体が知的生命体であるがゆえに自己防衛能力として幻影を見せるのだが、一点疑問に感じたのは、ボラーは、この惑星を見た時に自分の星と同じ極寒の星だと思って流刑地としてルダ王女をここに閉じ込めたということ。普通自分の住んでいる惑星と同じ環境だったら嬉しいのではないのかなぁ…。それともボラーの人々は、こんな寒い惑星なんて嫌だ!と常々不満に思っていたからあのような攻撃的な性格になったのだろうか。

 (20)ルダ王女のテーマ

 惑星ファンタムで初お目見えした際に流れた「ルダ王女のテーマ」。その後の回でこのテーマが流れることはなかったので、このテーマがルダ王女のイメージを土門と揚羽、そしてTVで見ている我々に十二分に伝えた。音楽の役割を感じる曲。

 少女の面差しと可憐な王女のイメージをピアノが美しく奏でており、ルダ王女の故郷、シャルバートの雰囲気をも感じる曲。ルダ王女と初対面した瞬間に揚羽はルダ王女に一目惚れをしたが、この曲を聞いていると惹かれた気持ちも分かるような安らぎを持っている。

 (21)ボラー艦隊の奇襲

 「ボラー連邦のテーマ」の戦闘アレンジ・バージョン。このバージョンにはもう1曲あり、「ボラーの戦い」と共にボラーの戦闘を表現している曲ということになる。比較すると、「ボラー艦隊の奇襲」の方がより戦闘の緊張感が高まっているアレンジだろうか。

 この曲は、使用回数が少なく、第23話と第24話の戦闘シーンのみで流れた。おそらく、シリーズ後半の為に用意された曲だと思うが、放映話数が当初の予定よりも減った為に使用頻度が少なくなったのではないだろうか。しかしそのおかげでレアな曲になったように思う。

 (22)シャルバートの戦い

 第24話「シャルバート星の秘密」の戦闘シーンで流れた曲。「シャルバートのテーマ」のアップテンポなアレンジ曲なのだが、がらっと装いが変わっていて、一変してスリル感のある曲となっている。

 シャルバート星は、遥か昔に戦いを捨てた星で、この時の戦闘シーンについてはよく覚えている。およそ武器など似合わないのんびりとした穏やかな星で、突然の敵襲に多くのシャルバート人が負傷した。古代が「あなた方はなぜ戦わないんです!」と言った台詞が印象的だった。

 (23)王家の谷

 「シャルバートのテーマ」のアレンジバージョン。「王家の谷」とは、シャルバートの王家の墓がそびえ立つ谷のことで、ルダ王女がヤマトにコスモジェン砲を渡す際、古代たちを率いてこの谷に着くまでの道中で流れた曲。

 平和的に穏やかさに満ちたシャルバートの裏側を見たような気がする「王家の谷」の内部だった。何事か分からず着いて行く古代たちにはシャルバートの真の力は分かっていず、「王家の谷」に着いてその力を思い知らされ、驚く。真実を知るまでの道のりを表すBGM。

 (24)LOVE

 何ともヤマトらしくないネーミング。このタイトルでは、どの作品の為に作られた曲なのか計りかねるが、逆にこの手のネーミングは「3」以外にはないので覚えやすいといえば覚えやすい。

 「3」には二組のカップルが誕生していて、一つは通信士の相原と藤堂長官の孫娘、晶子のカップル。そしてもう一組は、コスモタイガー隊員の揚羽とシャルバート星のルダ王女。前者と後者は対照的で、前者は地球人同士で地球滅亡という危機を孕みつつも生きて再会出来る可能性の高いカップル。後者は、ルダ王女はマザーシャルバートの跡目を継いで女神となるやんごとなき存在の女性で、肉体的悦びを得られない精神的な愛を貫くカップル。ルダ王女に想いを寄せる揚羽は、最期はボラーのブラックホール砲発射口に特攻をかけて亡くなる。これによりルダ王女は、揚羽の魂と寄り添えることとなったのだが、それで心の底から真の安らぎを得られたのかどうかは感じる人それぞれ。肉体的悦びをも欲する通常の人間には想像もつかない愛の世界を演じている。この曲は、物悲しさを含んだメロディで、揚羽とルダ王女の愛を傍らから見守っているような優しい音色に包まれている。

 (25)FIGHT I

 最終話のボラー連邦の奇襲〜ブラックホール砲がヤマトを飲み込もうとするシーンで流れた曲。戦闘シーンのテーマの為か全体的に速いテンポの曲で、力強いブラスと打楽器とストリングスが見事に掛け合っている自然と気分が高揚する曲となっている。

 このシーンのブラックホール砲は、脅威だった。ボラーはこれほどの武器を持っていながら、他に目立った武器がお目見えしなかったのは何故なんだろう。

 (26)FIGHT II

 第23・24話で流れた曲。「ブラックタイガー」のイントロから始まるコスモタイガーの新しいテーマ…と解説書にはある。

 シリーズの終盤になると一度くらいしか流れていない曲が多く、この曲もその一つ。おかげで”あ、こんな曲もあったんだ”という新鮮な気持ちで聞くことができる。「3」らしいアレンジかどうかは横に置いておいて、この曲はテンポが速くコスモタイガーらしい躍動感がある。

 (27)二つの命

 新コスモタイガー隊員の揚羽武が、ボラーの機動要塞のブラックホール砲の発射口に突入するシーンで流れた曲。突入する揚羽の目の前にルダ・シャルバートが現れ、揚羽は抱かれるようにして突入した。

 この曲は効果的にシーンとマッチして流れていて、聞いただけですぐにこのシーンが思い浮かび、胸が熱くなる。優しく包み込むように奏でられていて、涙を誘わずにはいられない。

 命がけで突入した揚羽機を見て、「タラン、見たか。地球の若者が命をかけて咲かせた美しい花を」と言ったデスラーの台詞が印象的。(「新たなる〜」でゴルバの砲口に突入したデスラーの想いが蘇る)

 (28)ルダ・シャルバート

 最終話「ヤマト あの太陽を撃て!」で、ボラーのブラック・ホール砲に飛び込み命を散らした揚羽武の魂を抱いたルダ・シャルバートが登場するシーンで流れた曲。可憐さを表した「ルダ王女のテーマ」のアレンジ曲で、ピアノのイントロとギターのメロディーが掛け合う少し大人びた雰囲気の曲となっている。

 このシーンには、ホロリと来た。揚羽君もルダ王女も普通とは異なる境遇の持ち主なので、惹かれ合ったのも分かるし、二人とも生きて幸せを掴むには辛いカップルだと思っていたので、このような結ばれ方となってホロリと来た。ルダ・シャルバートに抱かれている揚羽君が美しかった。

 (29)別離

 作詞:和田順子/補作詞:山口洋子/作・編曲:宮川泰/歌:堀江美都子

 「3」のエンディングテーマの一曲。「3」にはエンディングテーマが3曲あって、1・2話は「銀河伝説」、7話以降の奇数話は「ヤマトよ永遠に」、3〜5話、6話以降の偶数話はこの「別離」。全25話の中でエンディングテーマが3曲もあるのは、それも奇数話、偶数話交互にエンディングテーマが変わるのは、当時にしては珍しい試みだったと思う。

 歌詞は、映画「ヤマトよ永遠に」の公開を記念してファンに詩の応募を呼びかけて約8千通集まった中から選ばれた詩。よって、今までの歌詞と少し感じ方が異なるが、この歌はこの歌としてまとまっていると思う。というか、それまでのどの歌詞よりも女性らしさが前面に出ていて、優しさと慈しみが感じられ、優しいヤマトの歌として気に入っている。この歌を歌っている堀江美都子さんの情感のこもった歌い方も新たな発見という感じで好感触。元気な歌が得意と思っていた堀江美都子さんの一味違ったヴォーカルは、心を安らげてくれる。

 (30)ヤマトよ永遠に

 作詞:安藤ありさ/作・編曲:宮川泰/歌:ささきいさお

 「3」のエンディングテーマの一曲。この歌と堀江美都子さんの歌う「別離」の歌詞は、映画「ヤマトよ永遠に」の公開を記念して一般公募した中から選ばれた歌詞。その為か「3」のエンディングとはいえ「ヤマトよ永遠に」というタイトルが付いている。

 歌詞については、やはり一般公募であるので、ところどころ音に乗りにくい言葉が使われているのが若干気になる。現代でこそはっきり聞こえにくい歌詞の歌もヒットしているが、本来だとそういった歌詞は聞き取りにくいという理由からシングルにはならなかったと思う。象徴的なのが、パートの終わりの盛り上がり部の「ヤマトよ 君」の部分で、字として読む分には違和感はないのだが、歌として聞くと聞き取りづらい。「駆けよ」という言葉も。音に乗りにくい言葉がところどころに織り込まれている歌ではあるが、それまでの「ヤマト」の歌とは違う新鮮さがこの曲にはある。ある意味「3」のエンディングとして唯一新たに作曲された曲であるので、宮川先生とささきいさおさんの「上手さ」がこの歌を完成させているように思う。
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