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《 大交響詩 幻想軌道1999 》

 □ Disc 1 (1)オープニングナレーション(序説)(大本眞基子) 〈第1楽章 銀河鉄道999〉

 (2) 劇場版「銀河鉄道999」〜序曲-メインテーマ

 (3) 劇場版「銀河鉄道999」〜惜別そして未知への憧れ

 (4)劇場版「銀河鉄道999」〜心の詩とアルカディア号

 (5)劇場版「銀河鉄道999」〜惑星メーテル

 (6) 「さよなら銀河鉄道999〜アンドロメダ終着駅」〜メインテーマ〜新しい旅へ

 (7)「さよなら銀河鉄道999〜アンドロメダ終着駅」〜再会〜LOVE THEME

 (8)「さよなら銀河鉄道999〜アンドロメダ終着駅」〜終曲〜戦いの歌

 (9)「銀河鉄道999」〜青い地球(佐々木功)

 (10)MC(青木望,佐々木功,宮川泰) 〈第2楽章 宇宙戦艦ヤマト〉

 Disc 1の前半の『銀河鉄道999』のパートと後半の『宇宙戦艦ヤマト』のパートを分ける中間に行われたトークコーナー。出演は、このMCの直前に「青い地球」を歌ったささきいさおさんが進行役となり、『999』の音楽担当の青木望先生と、『ヤマト』の音楽担当の宮川泰先生の3人。

 トークは、「真面目な青木先生と冗談のかたまりみたいな宮川先生」という紹介から始まって「もし音楽家にならなかったら何をやっていたか」という話や、「絵と音楽が一番合っていたシーンは」という話や、「女性キャラクターの音楽は松本先生の絵に合わせるのかそれとも自分の経験の中からイメージしてつけるのか」という話などなど。トークタイムは、Disc 1で最も長い9分9秒。

 このトークの声だけを聞いていても青木望先生と宮川泰先生の人柄が感じられ、微笑ましい雰囲気。青木先生は質問に真面目に答えられ、宮川先生は流れるように話の裾野を広げられ、明るいムードの中でのトークとなっていて和やか。「1本のヤマトでねM60とか70とかあるのよ。あれは死にますよね」と語られていたのが印象的。

 (11)交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」〜序曲

 Disc 1の後半「宇宙戦艦ヤマト」のパートの最初の曲は、やはりこの曲「交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」〜序曲」。演奏タイムは、2分55秒。

 この曲の聞きどころは、なんと言っても「ア〜ア〜♪」のスキャット。優しく慈しみのある歌声の川島和子さんのスキャットが響き渡ると、気分は一気に「ヤマト」の宇宙空間へ。演奏とともに徐々に盛り上がりながら後半へと入り、「序曲」の美しいメロディーが流れるように奏でられ、そして再びスキャットが入って最高の盛り上がりを迎えたところで、次の曲の主題歌へと。

 (12)「宇宙戦艦ヤマト」〜宇宙戦艦ヤマト(佐々木功)

 前曲の「序曲」から引き続きの演奏。冒頭の約30秒間は、「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」の「試練」の中盤のストリングスの響きがとても爽やかな盛り上がりを見せるあの美しいメロディーが奏でられ、満を持してささきいさおさん歌唱の主題歌へと。全体の演奏タイムは、およそ2分。短いアレンジによるライブ・バージョンだが、最高にして至福の演奏の流れとなっている。

 演奏の後に拍手がおよそ20秒間続き、ささきいさおさんの声でスキャットの川島和子さんと宮川泰先生の紹介があり。最初の2曲でつかみはバッチリO.Kといった素晴らしい構成の演奏となっている。

 (13)交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」〜試練

 「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」から(4)「試練」の曲を、冒頭からドラムの音が入るまでのおよそ50秒間をライブ演奏しているもの。

 低い音程をゆっくりと奏でるストリングスが戦いの試練に直面した乗組員の緊張感を表現している。

 当ライブ演奏には、途中に入る効果音のようなサイレン音やトランペットの音などはなし。

 (14)交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」〜出発(たびだち)

 「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」から「出発(たびだち)」のライブ・アレンジ。演奏タイムは、およそ1分37秒。ラストのおよそ9秒間は拍手音。ライブではオリジナルの約26秒〜1分56秒の間を演奏している。

 この曲だけを頭から聞くと、一瞬「ヤマト」の曲だと分からないギターの音色に新鮮な印象を覚える。J-POP風の爽やかなアレンジのイントロダクションがおよそ9秒間奏でられ、クロスするようにおなじみのメロディーがフェードインし、未来を掴み取るために出発つヤマトの姿が奏でられていく。

 ラスト部分、一気に盛り上がった勢いのまま演奏されているため、ピッチがやや速め。ドラムの音がインパクトとなっている。

 (15)「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」〜白色彗星

 「白色彗星のテーマ」のライブ演奏。演奏タイムは、約3分50秒。

 キーボードのみのじっくりとした演奏で、オリジナルのパイプオルガン独特のキラキラとした崇高感のある響きとは異なるものの、低い音階のメロディーが重厚感と美しさを奏でており実に聞き応えのある演奏となっている。

 (16)交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」〜出撃

 アルバム「交響組曲」の(8)曲目「決戦〜挑戦=出撃=勝利〜」から、中盤の「出撃」のライブ演奏。演奏タイムは1分31秒。

 基となっているメロディーは「ブラックタイガー」のテーマなので必然的に前線に出撃する緊張感と高揚感の感じられる曲。オリジナルBGM集収録の(10)「ブラックタイガー」は、戦闘シーンのBGMに見合ったドラマを盛り上げるスリリングな演奏となっているが、「交響組曲」の演奏は、ストリングスと管楽器の響きの調和が美しい演奏。当ライブ演奏は、ライブながら緊張感を保ちつつ美しい響きの演奏となっており、かつドラムのリズムがインパクトとなっている。

 (17)「宇宙戦艦ヤマト」〜イスカンダル

 アルバム「交響組曲」収録の(9)曲目「イスカンダル」のライブ・アレンジ。演奏タイムは、2分23秒。
 当ライブ演奏の最大の特徴は、川島和子さんのスキャットが入っていること。出だしはオリジナルと同じくゆったりとした静かなメロディーが流れ、およそ46秒後に「ダダダン」というドラムの音と共に川島和子さんのスキャットによるメロディーが優雅に奏でられていく。

 オリジナルでは、ストリングスの美しい音色がイスカンダルの優美さを表現していたが、当ライブ演奏ではスキャットがそれを担っている。リズムを刻むドラムの音が思ったよりも前面に出ているため、その点では「BGM集」収録の(17)曲目「美しい大海を渡る」のイメージに近いが、楽曲全体のテンポは「イスカンダル」のイメージに近い。

 優美なメロディーと温かく美しいスキャットを一緒に味わえるライブならではの演奏。

 (18)「宇宙戦艦ヤマト」〜夕陽に眠るヤマト

 前年に行われた「大交響詩 幻想軌道」に引き続いて1999年に行われた「幻想軌道」コンサートから。演奏タイムは、およそ30秒。その後およそ30秒間に渡って拍手の音。

 オリジナルBGM集「part1」に収録の(3)「夕陽に眠るヤマト」のライブ演奏ということになるが、重々しくスローな演奏は同じながらもアレンジの異なりと楽器の音の鳴りの異なりから、ひと味違う雰囲気の演奏となっている。

 特徴的な違いは、出だしの管楽器の音。オリジナルBGM集の方の音と比べると爽やかでスマートな音色となっている。重々しいリズムを刻むドラムの音が印象的。

 □ Disc2 (1)ナレーション(銀河鉄道999)(大本眞基子) 〈第3楽章 9/3 銀河鉄道999 THE GALAXY EXPRESS 999〉

 (2) 劇場版「銀河鉄道999」〜テイキング・オフ(タケカワユキヒデ)

 (3)MC(タケカワユキヒデ)

 (4)銀河鉄道999 (THE GALAXY EXPRESS 999)(タケカワユキヒデ)

 (5)ナレーション(キャプテンハーロック)(大本眞基子) 〈第3楽章 9/4 宇宙海賊キャプテンハーロック〉

 (6) 交響組曲「宇宙海賊キャプテンハーロック」〜序曲

 (7)交響組曲「宇宙海賊キャプテンハーロック」〜海賊船

 (8)ナレーション(戦士の銃)(大本眞基子) 〈第4楽章 戦士の銃〜コスモドラグーン〉

 (9)「クイーンエメラルダス」〜序曲

 (10)「ハーロック・サーガ~ニーベルングの指輪〜ラインの黄金」〜SYMPHONIESUITE“HARLOCK SAGA”

 (11)MC(松本零士) 〈アンコール1〉

 (12)「宇宙戦艦ヤマト」〜真赤なスカーフ(佐々木功)

 MCにて松本零士さんからのご紹介を受けてささきいさおさんの登場。「1」のエンディングテーマを熱唱。

 ささきさん特有の伸びのある低音が響き、切なさの入り混じったロマン溢れる歌詞を情感たっぷりと歌っている。

 演奏もパーカッションのリズムが効いており、オリジナルと同じイメージの演奏となっている。

 (13)「銀河鉄道999」〜銀河鉄道999(佐々木功) 〈アンコール2〉

 (14)「銀河鉄道999」〜銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)(タケカワユキヒデ)

 (15)「宇宙戦艦ヤマト」〜宇宙戦艦ヤマト(佐々木功)

 ライブの締めくくりはこの歌。「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌、その名も「宇宙戦艦ヤマト」。歌うは、もちろんこの方、ささきいさおさん。

 アンコール歌唱のため1番の歌詞の後に間髪入れず「銀河をはなれイスカンダルへ〜♪」というサビを繰り返すショートバージョンの演奏となっており、演奏タイムはおよそ1分35秒。その後およそ32秒間に渡りスタンディングオベーションのような大きな歓声と拍手が鳴り響いている。

 ライブのラストという空気感がひしひしと伝わって来る演奏で、ささきさんのいつもより明るい歌声と、ファンの大きな手拍子とが一体感となっている気持ちのいい演奏となっている。主題歌「宇宙戦艦ヤマト」は、ライブの締めくくりにも相応しい名曲であることを実感。

 ご協力:Excalibur 様

 (16)MC(松本零士)

▽アルバム▽