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《 ささきいさお/Part 2》

 『さらば』と『2』は、『ヤマト』の作品史上特別な位置付けにある作品で、歌もまたはっきりとした位置付けを持たぬまま定着した特別感といったものがある。「ヤマト」の歌といえばささきいさお氏というイメージは強いけれども、劇場作品の『さらば』の主題歌は沢田研二氏が歌っており、『2』のエンディングテーマの「テレサよ永遠に」は、実はB面だったという意外性を持っている。歌に限らず音楽もまた特に『2』は、周囲の状況に押されている感が濃いのが特徴。

 「好敵手」は、作詞、阿久悠氏。作・編曲、宮川泰氏。「テレサよ永遠に」と共にシングル盤として発売された歌でA面。ジャケットに大きくデスラーと古代進が描かれてある。曲の冒頭の高音で伸びるトランペットの響きが特長。古代進の視点から捉えたデスラーのことが詞に綴られてあり、まさしく男っぽさを感じる歌となっている。「炎のなかに サムライを見た デスラー それはお前だった」の詞が印象的。

 「テレサよ永遠に」は、作詞、阿久悠氏。作・編曲、宮川泰氏。シングル「好敵手」のB面であるけれども、『2』の作品内容とマッチしている詞のため、エンディングテーマとして広く知れ渡る歌となった。出だしの「テレサ 星の彼方にあなたはいると テレサ 愛の祈りを捧げていると」の詞が印象的。

 「ヤマトより愛をこめて」は、作詞、阿久悠氏。作曲、大野克夫氏。編曲、宮川泰氏。元々は沢田研二氏が歌っている曲であるけれども、「ソング・コレクション」のアルバムが発売される際、権利の関係からささきいさお氏がカバーした。沢田研二氏のどこか儚げな響きのあるボーカルと違い、低く安定感のあるささきいさお氏のボーカルもこの歌をしんみりと落ち着いた雰囲気で聞かせてくれる。この歌の詞は、やはりここが絶妙。「今はさらばといわせないでくれ 今はさらばといわせないでくれ」
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