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《 ヤマト・ザ・ベスト 》

 (1)宇宙戦艦ヤマト(ささきいさお)

 先日のフジテレビの「アニソンランキング2006」を見ていて、『宇宙戦艦ヤマト』の主題歌が第1位を取り、ささきいさおさんが艦長のコスプレをして歌っているのを見て、ゾクゾクというかワクワクした。

 やはり私は『ヤマト』の音楽が大好きで、『宇宙戦艦ヤマト』のイントロ部を聞くと、子供の頃に『ヤマト』の音楽を夢中になって追いかていけたワクワク感が沸々と蘇って来る。やはり『ヤマト』の音楽は、私の音楽ライフの原点なのだと痛切に思う。

 年代を経ても『宇宙戦艦ヤマト』の主題歌は今なお多くの人に愛されている。素晴らしい楽曲だと私も思う。これからも世代を超えて愛される歌であって欲しい。

 宇宙戦艦ヤマト ささきいさお 歌詞情報 - goo 音楽

 (2)真赤なスカーフ(ささきいさお)

 子供の頃、エンディングを見る度に(アニソンらしくない歌だな…歌謡曲っぽいな…)と思っていたが、年齢が30代の後半になって、ようやくこの歌のしんみりさが分かるようになって来た。

 帰れないかも知れない旅に出る男の人の心中が言葉少なく綴られているんだな…と、歌を思い出す度にしんみりと感じる。こういう風に感じることが出来るようになったのは、私がそれなりに人生の出会いと別れを経験して来たからだろう。

 真赤なスカーフ ささきいさお・ロイヤル・ナイツ 歌詞情報 - goo 音楽

 (3)ヤマトより愛をこめて(沢田研二)

 作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 編曲:宮川泰 ヴォーカル:沢田研二

 この歌を聞くと、やはり目頭が熱くなる。この歌が流れた「さらば」のラストが瞼の裏にまざまざと重しのように蘇るからだが、それを抜きにしても心のこもった歌詞と歌手の情感が一体となって胸に迫って来て切なくなる。作品と切り離して聞いても泣かせる良い歌だと思う。

 私はこの歌を初めてきちんと聞いたのは、「ソング・コレクション」のアルバムでだった。ささきいさお氏の歌う「ヤマトより愛をこめて」を聞いた後に「さらば」をきちんと見、そしてそのラストシーンで沢田研二氏の歌う「ヤマトより愛をこめて」を聞いて涙が止まらなくなった。初めて聞いたというインパクトさではささきいさお氏のヴォーカルは忘れられないが、作品と絡めたインパクトさでは沢田研二氏のヴォーカルが強く印象に残っている。この歌の良さは、誰が歌っても変わらないと思う。この歌の編曲は、先日亡くなられた宮川泰氏。ヤマトより愛をこめてこの歌を──。

 ヤマトより愛をこめて 沢田研二 歌詞情報 - goo 音楽

 (4)テレサよ永遠に(ささきいさお)

 作詞:阿久悠/作・編曲:宮川泰/歌:ささきいさお

 「2」のエンディング・テーマ。テレサは、地球を救う女神として登場し、島と恋仲になるなど密接にヤマトと関わった女性。テレザート星最後の生き残りだったが、強大な祈りの力を持つが故に孤独な人生を送っていて、島との恋は、頑な彼女の心に咲いた花だった。

 この曲は元々映画の為に作られたとのだが、始めに曲ありきなのだろうか、それとも歌詞ありきなのだろうか。映画よりも活躍の多い「2」のエンディングとして流れていたので、私的には「2」の為に作られた曲というイメージがある。それくらいフィットしている。

 テレサよ永遠に 歌詞情報 うたまっぷ

 (5)ヤマト!!新たなる旅立ち(ささきいさお)

 出だしのフィーリングフリーによる高音のコーラスが印象的な「新たなる」の主題歌。「新たなる旅立ち」というだけあって全体的に明るく、新たな決意と力のこもった希望の感じられる曲となっている。

 この歌は、好きな歌。音楽的なことは分からないが、良いメロディーだと思うし、ささきいさおさんの声はよく伸びているし、何と言っても前向きな感じが良い。力の入り具合にヤマトの”新たなる旅立ち”への思いが感じられる良い歌。

 ヤマト!!新たなる旅立ち 歌詞情報 うたまっぷ

 (6)サーシャわが愛(島倉千代子)

 作詞:阿久悠/作・編曲;宮川泰/歌:島倉千代子、フィーリングフリー

 割と評価の高い歌ですが…済みません…私的にはそれほど評価は高くはないです…。歌詞は歌詞、曲は曲と捉えられれば良いのですが、やはり歌だけに歌声もセットとなって聞こえて来るので、そうなるとどうもこの曲を素直に「ヤマト」の歌と捉えることが出来ません…。

 そう「ヤマト」らしくないと私は感じているのです。「ヤマト」の歌は、様々な歌手が歌っているけれども他の歌についてはまだ「ヤマト」の世界と結びつけて聞くことが出来るのですが、この歌に関してはどうもそれが出来ない…。これは全くもって個人的な意見なのでどうか見逃して下さい。済みません…。

 あ。でも、島倉千代子さんが歌ったということで、非常にインパクトが強く、その歌声も歌詞もきっちりと頭の中にはインプットされています。それぐらいにインパクトのある歌だと思います。

 サーシャわが愛 歌詞情報 うたまっぷ

 (7)星のペンダント(ささきいさお)

 作詞:阿久悠/作・編曲:宮川泰/歌:ささきいさお

 ヤマトソング定番の組み合わせで作られた「永遠に」の主題歌。小惑星イカルスの岩盤を吹き飛ばして発進した後の地球と太陽系へしばしの別れを告げるシーンで流れた。

 この歌はある意味原点回帰の「真赤なスカーフ」に通じている歌。歌謡曲のムードのある歌で、情感たっぷりに歌えるところが特徴。「永遠に」の世界に沿った歌詞とはなっているが、「永遠に」全体をイメージしての歌詞なので、アニソンというよりも歌謡曲のノリに近い。これがヤマトソング定番の組み合わせならではの醍醐味。

 星のペンダント ささきいさお 歌詞情報 - goo 音楽

 (8)愛の生命(岩崎宏美)

 作詞:山口洋子/作曲:浜田金吾/編曲:戸塚修/歌:岩崎宏美

 編曲にも宮川泰氏が携わっていない「ヤマト」の歌の中でも割と特別な存在の曲。しかし、歌詞も曲調もこれまでの「ヤマト」の歌の流れから掛け離れていないので、違和感はさほど感じられない。「ヤマト」の歌について理解して作られた曲だと思う。

 特徴なのは、女性作詞家が綴る女性視点の歌詞で、古代と離ればなれになったユキの切ない心情が伝わって来るところ。カタパルトでコスモゼロを磨く古代の目の前にユキの顔が思い浮かぶシーンで流れた。ゆっくりと丁寧に歌う岩崎宏美さんの歌唱が歌に深みを与えている。

 愛の生命 岩崎宏美 歌詞情報 - goo 音楽

 (9)愛よその日まで(布施明)

 ヴォーカルは、布施明氏。映画「永遠に」の主題歌(挿入歌)で、作詞は阿久悠氏、作曲は布施明氏自ら、編曲は宮川泰氏という組み合わせ。

 映画ラストの地球へ帰途に就くヤマトの第一艦橋にいる古代と、地球でヤマト(古代)の帰りを待つユキが遥かに広がる雲の上で感動の再会をするというイメージ・シーンで流れた歌。高らかに歌い上げる布施明氏の力強い歌唱が、画面一杯に響き渡る感動的な曲。

 私は、このシーンが好きで、このシーンがあるから子供の頃には何度も「永遠に」を見ていた。そして、好きなシーンを素晴らしく演出しているこの歌も好きになった。歌詞に込められている「愛」のメッセージと、それを高らかに歌う布施明氏の歌唱に私の胸の内には悲しみとは別の晴れやかな言い様もない「愛」の思いに満たされ、次第に泣きたいほどの切なさが込み上げて来る。映像と歌がマッチした素晴らしい曲。

 愛よその日まで 布施明 歌詞情報 - goo 音楽

 (10)銀河伝説(岩崎宏美)

 私が初めて買った『ヤマト』のアルバム(LP)は「ソング・コレクション」で、権利の関係でオリジナル歌手ではなくささきいさおさんや堀江美都子さんが歌ってるソングアルバムなのだが、この歌手が違うという件は、子供心に(何で?)と率直に疑問に思ったが、それも当時小学生の自分には大人の事情が分かろう筈もなく、何はともあれこのアルバムを繰り返し聞いては歌詞に『ヤマト』の世界を思い描いて聞き入っていた。

 中でも堀江美都子さんの歌う「銀河伝説」が大のお気に入りだった。『永遠に』の離ればなれになる古代とユキの寂しさが切々と伝わって来て、歌を聞く度に切なくなった。後になってオリジナル歌手である岩崎宏美さんの歌う「銀河伝説」の入ったアルバム「ヤマト・ザ・ベスト」を買ったが、やはりこの歌には心が切なくなる。岩崎宏美さんは歌唱力のある歌手として評価の高い歌手だが、やはり私がこの歌に求めているのは歌詞の描く世界で、歌い手が替わってもこの歌は私のお気に入りであるのは間違いないと再認識した次第。

 特に気に入っているのは2番の歌詞。全体的な語句の選び方も気に入っていて、作詞家・阿久悠さんのセンスに感動。

 銀河伝説 岩崎宏美 歌詞情報 - goo 音楽

 (11)ヤマトよ永遠に(ささきいさお)

 作詞:安藤ありさ/作・編曲:宮川泰/歌:ささきいさお

 「3」のエンディングテーマの一曲。この歌と堀江美都子さんの歌う「別離」の歌詞は、映画「ヤマトよ永遠に」の公開を記念して一般公募した中から選ばれた歌詞。その為か「3」のエンディングとはいえ「ヤマトよ永遠に」というタイトルが付いている。

 歌詞については、やはり一般公募であるので、ところどころ音に乗りにくい言葉が使われているのが若干気になる。現代でこそはっきり聞こえにくい歌詞の歌もヒットしているが、本来だとそういった歌詞は聞き取りにくいという理由からシングルにはならなかったと思う。象徴的なのが、パートの終わりの盛り上がり部の「ヤマトよ 君」の部分で、字として読む分には違和感はないのだが、歌として聞くと聞き取りづらい。「駆けよ」という言葉も。音に乗りにくい言葉がところどころに織り込まれている歌ではあるが、それまでの「ヤマト」の歌とは違う新鮮さがこの曲にはある。ある意味「3」のエンディングとして唯一新たに作曲された曲であるので、宮川先生とささきいさおさんの「上手さ」がこの歌を完成させているように思う。

 宇宙戦艦ヤマト 〜ヤマトよ永遠に〜 ささきいさお 歌詞情報 - goo 音楽

 (12)別離(堀江美都子)

 作詞:和田順子/補作詞:山口洋子/作・編曲:宮川泰/歌:堀江美都子

 「3」のエンディングテーマの一曲。「3」にはエンディングテーマが3曲あって、1・2話は「銀河伝説」、7話以降の奇数話は「ヤマトよ永遠に」、3〜5話、6話以降の偶数話はこの「別離」。全25話の中でエンディングテーマが3曲もあるのは、それも奇数話、偶数話交互にエンディングテーマが変わるのは、当時にしては珍しい試みだったと思う。

 歌詞は、映画「ヤマトよ永遠に」の公開を記念してファンに詩の応募を呼びかけて約8千通集まった中から選ばれた詩。よって、今までの歌詞と少し感じ方が異なるが、この歌はこの歌としてまとまっていると思う。というか、それまでのどの歌詞よりも女性らしさが前面に出ていて、優しさと慈しみが感じられ、優しいヤマトの歌として気に入っている。この歌を歌っている堀江美都子さんの情感のこもった歌い方も新たな発見という感じで好感触。元気な歌が得意と思っていた堀江美都子さんの一味違ったヴォーカルは、心を安らげてくれる。

 別離 歌詞情報 うたまっぷ

 (13)古代(おれ)とヤマト(ささきいさお)

 作詞:阿久悠/作・編曲:宮川泰/歌:ささきいさお という完璧な組み合わせで作られた歌。「完結編」の前半、多くの犠牲者を出した責任を取り艦長を辞任した古代が、ヤマトへの思いを募らせて再びヤマトを訪れるシーンでかかった。公開当時CMでも流れ、最もよく耳にした歌。

 このタイトルは、見事に言い切ったな…とその思い切りの良さに当時は置いて行かれた気分だったが、今思えばこれほど伝えやすいタイトルはないのか…と多少の気持ちが分かるようになった。古代の心情のみにクローズアップして聞くとやや鼻白む思いだが、ヤマトという作品の中での古代の立場を捉えて聞くと、見ている方とヤマトの関係も重ね合わせて歌い上げられていることが分かり、すっと歌に入り込むことが出来る。

 古代(おれ)とヤマト 歌詞情報 うたまっぷ

 (14)二つの愛(桑江知子)

 作詞:クニ河内/作曲:井上大輔/編曲:宮川泰/歌:桑江知子

 「完結編」で、冥王星海戦で負傷した古代を気遣ってコスモゼロの後部座席に搭乗したユキが気を失った古代に代わって操縦してヤマトに帰還するまでの間に流れた挿入歌。ユキの心情を歌い上げている歌で、広い宇宙で小さなコスモゼロの中に二人っきりという状況のユキの心が歌われている。

 歌詞がややストレートに過ぎるかなという感じもするが、ヤマトに帰還するまでという限られた時間の中でのささやかな幸せのひとときを表した歌なので、この方が分かりやすいかも知れない。ユキがコスモゼロに乗るということ自体が珍しく、古代と二人三脚で任務を果たす一連のシーンは結構気に入っている。「さらば」と「永遠に」の二人の抱擁シーンが回顧シーンとして流れる。

 二つの愛 歌詞情報 うたまっぷ

 (15)明日に架ける虹(トランザム+桑江知子)

 作詞:阿久悠/作曲:井上大輔/編曲:トランザム/歌:トランザム+桑江知子

 この曲は「永遠に」の挿入歌「愛の生命」と同様に作・編曲ともに宮川泰氏が携わっていない曲なのだが、「愛の生命」は作品の内容を基とした歌であったのに対し、この曲は「完結編」の内容を窺わせる歌とはなっていない。水没の危機を免れた地球の海岸の砂浜をヤマトの乗組員たちが笑顔で駆けるシーンで流れ、シーンの爽やかさを演出しているところから、敢えて承知の上で「ヤマト」らしくない曲にしたのではないだろうかと思う。作曲が「哀・戦士」の井上大輔氏でもあるし。だが、「ヤマト」らしくないという点でよく分からないな…という印象の曲。

 明日に架ける虹 歌詞情報 うたまっぷ

 (16)ラブ・シュープリーム~至上の愛~(八神純子)

 作詞・作曲:八神純子 編曲:宮川泰 唄:八神純子

 私は、以前から八神純子さんのファンで、「完結編」で歌うと決まった時には大変驚いた。それまでオリジナルアルバムは幾つか聞いていたし、これは「完結編」後の話になるが、地元の放送局に番組収録の為に来た時には、その公開録画に参加し、握手をしてもらった思い出がある。それくらいファンだった八神さんだったので、アニメのそれも自分の好きなヤマトの歌というのは、幸運な巡り合わせと言うか、いやいや、本心としては逆にあって欲しくなかったと言うか、実に実に複雑な心境だった。その心境は今も続いていて、あのシーンを見る度、歌は歌、映像は映像と見ることがある。私は、八神さんにもヤマトにも他より入り込み過ぎているので、客観的に捉えられないのが難。

 この歌が流れたのは、古代とユキのラブ・シーンで、台詞のない映像の中のユキの心情を切々と歌っている曲。長い間引っ張って来た末の二人のラブ・シーンなので、台詞は排除し、歌でシーンの空気を作ったのは、良い選択だと思う。このシーンでは、主役は古代ではなくユキ。女性としての幸福を手に入れたユキの安らいだ表情が美しい。そんな言葉にならない幸せを歌に託したユキの為の歌。

 ラブ・シュープリーム〜至上の愛〜 八神純子 歌詞情報 - goo 音楽

 (17)宇宙戦艦ヤマト'83(ささきいさお,川島和子)

 「完結編」のエンディング・テーマ。「完結編」はラストシーンが何パターンかあり(古代とユキのラブシーンの有無など)、この歌が流れていない「完結編」も存在するが、それでもやはり「完結編」のエンディング・テーマと言えばこの歌と言っても差し障りがないと思う。

 10周年にあたって新たにレコーディングした曲で、冒頭に第一艦橋のSEが入り、続いて1番の歌詞のバラード、次にお馴染みのマーチで1番から2番へと続く。

 この歌を聞くと、重い気持ちが込み上げて来て目頭が熱くなる。丁寧に思いを込めてささきいさおさんが歌っているのが伝わって来て、歌詞の一言一言が胸にじ〜んと伝わって来る。歌が人の心を打つというのは本当。この歌がヤマトの初心を熱く思い出させてくれる。

 宇宙戦艦ヤマト ささきいさお 歌詞情報 - goo 音楽

 (18)宇宙戦艦ヤマト(2000 Jazz Version)(佐々木功)

 作詞:阿久悠/作曲:宮川泰/編曲:クリヤ・マコト/演奏:クリヤ・マコト トリオ/歌:佐々木功

 佐々木功さんのデビュー40周年を記念して新録音された歌。「ヤマト」の主題歌のジャズ・バージョン。

 元々意識してマーチ風に作ったという主題歌を佐々木さんは敢えてジャズ風にアレンジして歌っているのだが、このバージョンが「ヤマト」らしいかどうかは聞く人しだい。作品の主題歌として録音された歌ではないので、ここは大人の遊び気分で聞くのが愛嬌かと。ただ佐々木功さんの年齢を考慮すると、このジャズ・バージョンもなかなかの味わいの歌声となっているので、歌い手も聞き手も月日の流れを感じる一曲になっていると思う。

 宇宙戦艦ヤマト ささきいさお 歌詞情報 - goo 音楽
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