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《 宇宙戦艦ヤマト2009 》

 宇宙空間のどこにでかけようが、どこの惑星に向かおうが、『ヤマト』と言えばこの歌!の代表曲中の代表曲「宇宙戦艦ヤマト」を、デビュー35周年を迎えたTHE ALFEEの桜井賢氏がメインヴォーカルを務め、高見沢俊彦氏が編曲を手掛けた。

 楽曲のアレンジは、ロック・バージョン。従来よりも速いリズム且つ押さえるべき基本は押さえてある、今までにない新しい「宇宙戦艦ヤマト」となっている。

 歌の出だし部分には桜井氏のヴォーカルに女性コーラスが重なっており(もしかすると桜井氏のヴォーカルも重なっているかも知れない)、「さらば〜地球よ〜」と「旅立〜つふねは〜」の後の「パパパ〜♪」もきちんと入っており、歌の最初の掴みはO.K!といったところ。オリジナルと異なっているのは、次の部分で、オリジナルでは「宇宙の彼方イスカンダルヘ 運命背負い いま飛び立つ」のバックにスキャットが入っているが、「2009」では、その後の「必ずここへ 帰って来ると 手をふる人に 笑顔でこたえ」のバックに女性コーラスが入っている。そして、ラストの「宇宙戦艦ヤマト〜♪」へ向けて加速度的に盛り上がっている。

 THE ALFEEらしさというか、ロック・バージョンらしさは、最初のイントロ部でインパクトを与えている速いリズムを刻むベースの音。このベースの存在が、アレンジの象徴となり且つ歌を引っ張っており、装いも新たに復活したヤマトの内なる力強さといったものを表現している。

 この「2009」は、劇中でアクエリアスの氷塊からの発進時に流れた。オーケストラアレンジをメインに構成されている今回の『復活篇』の音楽の中で、ロック・バージョンの「2009」は、どうしても感覚として軽さが否めず、劇中での使用にはいささかミスマッチさが感じられた。「2009」の楽曲単体は、私自身はよく作って下さったと思っているので、劇中での使用ではなく、何らかの別の手段、例えば「2009」フルバージョンで『復活篇』のPVを作り、CDの付属のDVDにするなど別の方法でのアピール手段はなかったかな…?と感じる次第。(その辺りは、大人の事情など色々あるとは思うのですが)

 「2009」の受け止め方は、ファンそれぞれに異なると思う。直感的に受け入れられるかどうかといったことを含め、肯定的な思いと否定的な思いの両方とがあるように思う。しかし、諸処至るところで制約や大人の事情の多かった『復活篇』にあって、これまでとは違う表情を身にまとった「宇宙戦艦ヤマト2009」は、新たな発進となる『復活篇』のヤマトに相応しい堂々たる仕上がりになっていると思う。それにはTHE ALFEEの持つ音楽の力があればこそであり、宮川メロディーとTHE ALFEEの音楽センスの融合となった「2009」は、大いなる一歩であったと思う。

 この「2009」を聞いて、私的にもっと色んなアレンジの「宇宙戦艦ヤマト」を聞きたいと思うようになった。作品とは切り離したところで、様々なアーティストによる「宇宙戦艦ヤマト」を聞いてみたいという単純な動機。今やアニメ作品の音楽のトリビュート・アルバムは珍しくはない時代なので、「宇宙戦艦ヤマト」に限らず「真赤なスカーフ」や「ヤマト!!新たなる旅立ち」「星のペンダント」などの様々なアレンジと色んな歌声を聞いてみたい。根底にある思いは一つ。阿久悠氏の歌詞と宮川泰氏のメロディーを、たくさんのアーティストに表現してもらいたいという思いのみ。しかしながら、そう思う反面で、こういう願いはある種邪道であるようにも自覚している。何故ならば、「ヤマト」の歌はその時点で完成されているものであるから。作品と密接に繋がり、その時に歌を吹き込まれた時点で「ヤマト」の歌は完成している。だから、作品から切り離して歌のみをアレンジしたところでどのような意味もないというのが本当のところかも知れない。だが、貪欲な自分は、宮川メロディーをどのようにアレンジしてくれるだろうかという欲望も捨て切れない。だからこれは、ヤマト音楽の一ファンである私の勝手なつぶやき。
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