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《 建築・モニュメント 》

  シンボルとなる物には得てして大きいサイズの物が多く、見上げるほどの高さがあり、併せて相当の重量も見て取れ、それらからは威圧感や畏怖が伝わって来ることが多い。反対に記念碑として建てられた物には拠り所としての存在感があり、心の支えの場として温もりと思い出が込められている。

 「夕陽に眠るヤマト」は、海水の干上がった大地に夕陽を浴びて赤く錆び付いた船体上部を晒してスクラップのごとく横たわっているヤマトの姿を表現した曲。「宇宙戦艦ヤマトのテーマ」のアレンジ。低いトランペットの音から始まり、重々しさのあるリズムがヤマトの登場シーンをドラマチックに盛り上げた。この「夕陽に眠るヤマト」のシーンは、「1」の序盤の名場面の一つ。夕陽を浴びて微動だにしないこのヤマトの姿は、眠りから目覚める前の最後の静かなひとときであった。

 「英雄の丘」は、『1』で沖田艦長が亡くなった後、続く作品の『さらば』で沖田艦長と地球のために戦って亡くなった戦士の魂の安らぎの場として作られた丘のテーマ。この英雄の丘は、その後の作品でもヤマト乗組員が集まる場として登場し、復興に華やぐ地球の様子や戦火に焼かれる地球の様子を静かに見守り続けた。ヤマト乗組員は、節目ごとにこの丘に集まっては酒を酌み交わし、また敵襲を受けた際は散り散りになった場所からこの丘に集まって無事を確認した。物悲しい音色のトランペットから始まり、ストリングスが同じメロディーを奏で、徐々にゆっくりと盛り上がっていく。英雄の丘に眠る戦士たちの思い出が蘇るような温もりのある曲。

 「重核子爆弾」は、暗黒星団帝国が地球に送り込んだ全生物の脳細胞のみを死滅させるという恐るべき兵器。建築物ではないが、見るからに爆弾を思わせる巨大な形状の物が地球上に降り立った姿は、まるで敵の脅威を表す一つのシンボルであったので『永遠に』から特別にセレクト。この爆弾の「核」となる部分は小さい物であったが、この爆弾の起爆装置を巡って地球に残ったユキと地球から遠く離れたヤマトが奮闘した。

 「デスラーズパレス」は、ガルマンガミラスの総統となったデスラーの居城のテーマ。デスラーは、根っからの武人で戦艦の中にいることの方が似合っているほどだが、ようやく落ち着き場所を得たデスラーの居城は、高度な科学力を示すかのようなきらびやかな雰囲気を持った城。この居城の窓からスターシャと名付けた二連星のもう片方の星を眺めるデスラーの表情からは厳しさが消え、落ち着いた人間味のある表情が伺い見える。

 「ベムラーゼパレス」は、ガルマンガミラスと敵対関係にあるボラー連邦のベムラーゼ首相の宮殿のテーマ。「ボラー連邦のテーマ」のピアノコンチェルト。民族音楽的なボラーのテーマだが、ピアノとストリングスの演奏により、宮殿のような華やかさが感じられるイメージの曲となっている。この曲は、実際には本編ではベムラーゼ首相の人格を表現するシーンで用いられている。

 「王家の谷」は、ルダ王女が古代たちを連れて向かったシャルバート王家の墓のある谷のテーマ。この谷の内部には、かつてシャルバートが高度な科学技術力を持っていた頃の武器などが保管されてあり、ルダ王女はこの中から太陽の核融合の増進を止めるハイドロ・コスモジェン砲をヤマトに渡した。「シャルバートのテーマ」のアレンジで、王家らしい気品と威厳ときらびやかさのある曲。前半にシャルバートの優しいメロディーが奏でられ、徐々に高らかに盛り上がっていく。

 「大魔神」は、都市衛星ウルクに設えられた神殿に鎮座するディンギル帝国の守護神のテーマ。大きく妖しく黒光りする大魔神像は、見る者に威圧感を与え、巨大な不動な力を思わせた。ディンギル人の信仰する宗教性を表現している曲で、シンバルとブラスの音色が効果的に響いている。
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