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《 女神 》

 窮地に陥った地球を救うのは、ヤマトの活躍と共に「女神」の存在があった。「女神」の代表格といえば「スターシャ」が筆頭として挙げられるが、その後の作品でも常に「女神」がヤマトの傍らにあり、時には試練を、時には慈しみを、そして時には神々しいまでの存在を示した。一口に「女神」と言っても各作品によって登場する「女神」のタイプは分かれ、その作品ごとに示す愛の形がそれぞれにあった。

 「スターシャ」は、地球とヤマトにとってかけがえのない大恩のある女神。ガミラスの遊星爆弾により放射能汚染が進んだ地球へ妹のサーシャを遣いとして波動エンジンの設計図を届けてくれ、そして、激戦の末にイスカンダルまでやって来たヤマトに放射能を除去するコスモクリーナーを渡してくれた。その後のヤマトの運命の鍵となったすべての始まりとも言える女神。そのスターシャのテーマは、「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」に収録されてあり、気品ある仕草の中に優しさが感じられる安らぎのあるメロディーが奏でられている。(「Acoustic Yamato」収録の「スターシャ」は、「交響組曲」のアルバムと同様にラストに収録。ピアノとサックスがひたすら軽く優しくメロディーを奏でている)

 「サーシャ」は、スターシャの妹で、地球に波動エンジンの設計図を届けに来る途中でガミラスの妨害を受け火星に不時着し、古代と島が駆けつけた時には既に事切れていた。亡くなった姿で登場したサーシャだったが、見る者の視線を引きつける美しさがあった。サーシャのテーマは、儚さと美しさを表現した可憐な響きの演奏となっている。(「Acoustic Yamato」収録の「サーシャ」は、中国琵琶を使用したオリエンタルな雰囲気の演奏となっている)

 「イスカンダルの女」は、「サーシャ」と同じメロディー。主にサーシャを指している曲あるけれども、謎の女性を表現しているような雰囲気の演奏で、イスカンダルでスターシャと会うシーンでも流れている。

 「テレサは、『さらば』と『2』に登場した女神。テレザート星に住み、不思議な能力を持ち、白色彗星の巨大戦艦に身を投じて地球を救う点は同じだが、『さらば』では、反物質の世界の人間という点にポイントが置かれ、手を伸ばせば届きそうで決して届かないという殊更不思議な存在として描かれた。『2』では、島と恋仲になり、怪我を負った島に輸血するなど『さらば』よりも人間に近い存在として描かれた。その為、不思議な能力を持ちつつも人間的な感情を持ち合わせた存在として、時には感情的な行動と言動を取ることがあった。

 「テレサよ永遠に」は、『さらば』でのテーマ。歌として定着している曲なので、「女神」のテーマとしてはシリーズ中では珍しい扱い。「テレサのテーマ」は、『2』でのテーマ。廃墟と化した星に一人で住む不思議な能力を持った女性の神秘さが表現されている。「テレサ愛のテーマ」は、テレサの心に灯った島への愛を表現している曲。地球に一緒に行くことのできない悲しみをも纏っているような切ないメロディー。

 「守とスターシャ」は、『新たなる旅立ち』での守とスターシャの状況と心情を表現しているテーマ。ピアノとストリングスによる「放浪のイスカンダル」のアレンジ。『新たなる〜』では、イスカンダルは突然宇宙を放浪することになり、守とスターシャは、不安から身を守るように体を寄せ合った。二人の間には、娘のサーシャが生まれており、スターシャは、これまで手の届かない感のあった雰囲気に母の愛が加わり、より深く慈しみのある愛で宇宙を救った。

 サーシャ(澪)は、『永遠に』でヤマトを救った女神。スターシャと守の娘で、地球人との成長速度の違いから育ての親の真田により地球以外の場所で育てられた。地球を脱することが出来なかったユキの代わりにコスモレーダー手を務め、叔父である進に想いを寄せるが、ヤマトを救う為に敵の母星に一人残り、聖総統スカルダートと撃ち合い、命を落とす。サーシャ(澪)は、シリーズ中最も地球人に近い親近感のある女神。ラストの宇宙空間に浮かぶサーシャ(澪)の映像を見るまでは、女神というよりも身近な存在という感覚が強く、「女神」としてよりもキャラクターとしての存在の方がしっくり来るほど。サーシャ(澪)のテーマは多く作られ、「音楽集」だけでも「サーシャ(澪)(ミオ)-出逢い・幸せ・わかれ-」「ヤマトよ永遠(とわ)に-サーシャ(澪)(ミオ)に捧ぐ-」「澪(ミオ)のマーチ」の3曲がある。ヒロインとしての華やかさを持った若々しいメロディーが印象的。

 ルダ王女は、『III』で登場した宇宙の平和の象徴となる女神。ボラー連邦により惑星ファンタムに幽閉されていたが、揚羽と土門が救出し、その後、護衛に就いた揚羽に心を動かされ両思いとなる。ヤマトに太陽の核融合の増進を制御するハイドロコスモジェンを渡した後、マザーシャルバートの跡を継いでルダ・シャルバートとなり、実体を持たぬ女神となった。惑星ファンタムから救出された時のルダ王女は優雅な雰囲気の少女であったが、ルダ・シャルバートとなってからは、はっきりと自分の役目を心得た表情となり、一回り大きい存在となった。「ルダ王女のテーマ」は、まだ少女らしい雰囲気があった頃の可愛らしさが表現され、「ルダ・シャルバート」は、メロディーをギターが奏でている落ち着いた雰囲気の演奏となっている。

 クイーン・オブ・アクエリアスは、『完結編』で登場した水の惑星アクエリアスの女神…というよりも、水の惑星アクエリアスそのものといった女神らしい女神。実体はなく、脳裏に浮かぶイメージのような存在で、クイーン・オブ・アクエリアスが自ら行動を起こすということはなく、アクエリアスに降り立ったヤマトにアクエリアスのこととディンギル星のことを語り伝えた。生命の芽を与えた惑星の女神であるので、壮大なスケールを感じさせる存在として描写されている。「水の惑星アクエリアスとクイーン・オブ・アクエリアス」は、アルバム「ファイナルへ向けての序曲」に収録。企画段階でのイメージアルバムであるので、最もイメージの広がりのあるメロディーとなっていて、逆にこれ以上相応しいテーマはないというほど美しく響いている。
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