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《 別れ・死 》

 『ヤマト』では、戦いによる多くの別れと死が描かれ、それによって深い人間ドラマが形成された。愛しい者との別れ、尊い犠牲による死、命を賭した戦い…。別れと死に対面することで、生き残ることの壮絶さをも表現していた。

 「悲しみ」は、『1』で沖田艦長が亡くなるシーンで流れた名曲。家族を亡くし、多くの乗組員を亡くし、悲しみを胸いっぱいに秘めたまま命を賭して使命を全うした沖田艦長の静かな死を深い音色のストリングスが包み込んでいる。「地球か…何もかも、みな懐かしい…」は、アニメ史上に残る名台詞。

 「別離(わかれ)-愛しきものよ-」は、『新たなる旅立ち』の最大のテーマとなる曲。地球を救ってくれたスターシャの悲し過ぎる運命と死が、切々と作品の中で描かれている。恩人との別離。愛する人との別離。愛しき者との別離─。ヤマト乗組員の心情と、古代守と心情と、デスラーの心情と、スターシャの心情が、オーケストラとピアノとギターとストリングスの調べに乗って切なく奏でられている。

 「別れ」「悲恋」は、『永遠に』で古代進と森雪が離れ離れとなった悲しみを表現している曲。「別れ」は、バイオリンが古代とユキの心の悲しみを歌い上げており、「悲恋」は、銃弾で肩を撃ち抜かれたユキが古代の助けも虚しく落下していく瞬間を、悲劇的な響きのストリングスが表現している。

 「サーシャ(澪)-わかれ-」は、サーシャが聖総統スカルダートに撃たれた時の衝撃と悲しみをドラマチックに表現している曲。「音楽集 1」収録「サーシャ(澪)-出逢い・幸せ・わかれ-」の「わかれ」のパート。古代進にとって唯一の血縁者であり、父親代わりとなって育てた真田にとっては娘のような存在のサーシャの死の瞬間は、ヤマト乗組員に大きな衝撃を与えた。

 「アルフォンの死」は、銃で撃たれたアルフォンがユキの膝の上で息を引き取るまでを表現した曲。ユキに想いを寄せていたアルフォンは、死の間際にユキの腕に抱かれ、愛することの気持ちを抱いたまま安らかに生涯を閉じた。

 「勇者の死」は、『III』で太陽の核融合の異常増進の制御に失敗したガルマンガミラスの技術将校・フラウスキー少佐が、太陽に向かって突入して亡くなるシーンで流れた曲。技術力に誇りを持ち、強い責任感を持って臨んだ任務に失敗したフラウスキー少佐は、生き残ることを良しとせず死に場所を太陽と定めて突入した。死に際の真田との会話は、『III』の中でも印象に残るシーン。

 「ディンギル少年の死」は、『完結編』で父親の向ける銃から古代進を庇って撃たれて亡くなったディンギル少年の死を表現した曲。幼い少年の死は悲劇的で、唐突に悲しみが込み上げるシーンだった。「お父さん、やめて!」と飛び出した少年の姿と叫びが蘇る。

 「島を想う」は、島が亡くなるシーンで流れた深い悲しみの曲。古代の親友で、イスカンダルの旅からずっとヤマトの舵を取り続けた島の死は、あまりにも壮絶で簡単には表せないほど悲しみの度合いが深い。ある意味、古代と対称的だった島は、最期をヤマトの自分の席で迎えたことは、幸せだったのかも知れない…。

 「別れ」は、沖田艦長がヤマトを退艦する古代とユキを万感の思いを込めて抱き締めたシーンを表現した曲。沖田艦長は、ヤマトに残る決意をしており、そのことを知っている古代は、言葉には出さずじっとユキと共に沖田艦長の深い懐に抱かれた。この思いを込めた抱擁の後、ユキは沖田艦長の決意を悟り、涙ぐむ。

 番外編「別離」は、『III』のエンディングテーマ。『新たなる旅立ち』の「別離(わかれ)-愛しきものよ-」のメロディーに歌詞が付いたもの。歌っているのは、堀江美都子さん。『永遠に』公開記念としてファンから詩を公募し、約8千通の中から選ばれた2つのうちの1つ。『III』のエンディングの歴代の女神が順に映し出される映像とマッチして、女性的な柔らかい雰囲気の歌となっている。
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